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M&Aインタビュー vol.2

若手後継者への事業承継と成長戦略のためのM&Aを実現

【譲渡者】
I社 代表取締役S氏 
新潟県内の自動車整備・小売業I社は、これまで社長夫妻が二人三脚で事業を拡大。しかし、後継者となる親族がいないため、数年前から第三者を対象に後継者を探していた。アドバイザーを務めたつばさM&Aパートナーズから「これまで築かれてきた会社様の足跡・想いを、しっかりとした形で次の会社様へ繋いでいきませんか」と提案され、M&Aを決断した。

【譲受者】
櫻井裕樹氏 櫻井美樹氏

【株式譲渡契約調印式】
平成29年11月22日(水曜日) 11:00〜11:50
高志の宿 高島屋にて

<概要>
自動車整備・小売会社として地域で長年愛されてきたI社は、経営状況は良好だったが、後継者の不在に頭を悩ませていた。「長年築いてきた会社を、廃業によって失いたくない」という社長夫妻の強い思いから、5〜6年前より銀行に事業承継を相談。しかし、適任といえる後継者はなかなか見つからなかった。一方、自動車整備・販売業を手掛ける櫻井裕樹氏は、自社の成長戦略の一つとして数年前からM&Aを検討していた。そこで、つばさM&Aパートナーズでは両社の仲介を行い、M&Aによる株式譲渡の成約に繋げた。
スピード感のある対応が、M&Aを決断する後押しになってくれました
M&Aに至る経緯を教えてください。
櫻井:最初は自動車関連以外の事業、異業種とのM&Aを考え、つばさM&Aパートナーズさんに相談に伺っていたのですが、あるとき、知り合いの保険会社さんから「後継者を探している会社の社長さんがいるので、会ってみませんか」という話をいただいたのです。それがI社様でした。S社長と2回ほど面会し、具体的に話を進めるなら第三者が間に入ったほうがいいと思い、つばさM&Aパートナーズさんに相談したのです。
そこからは本当に早く話が進みました。銀行へ提出する資料や文書などの作成も迅速に行っていただき、私とS社長の間に入って、直接では聞きにくいことも確認してもらえたので、ありがたかったです。こうしたスピード感のある対応をしていただけたことが、M&Aを決断する後押しになったと思います。
どのような点に配慮しながら進めたのでしょうか。
弊社アドバイザー:譲渡者様、譲受者様、双方のメリットが少しでも多く出るように仲介させていただきました。特にI社様には長年働いてこられた従業員がおられますので、その方々の継続雇用や雇用条件の維持には配慮いたしました。
また、今回は地方銀行さんの金融サポートがあったことで、譲受者様がM&Aに踏み切れました。このように金融機関と弊社が密に連携し、一貫サポートを行えたことも、スピーディーに進んだ要因だと思います。
M&Aが無事に成約し、どんなお気持ちでしょうか。
櫻井:歴史のある会社、大切に育ててこられた社員様をお預かりできるということは、大変光栄ですし、同時に身が引き締まる思いもあります。私は自動車業界の仕事をしてまだ16〜17年ですが、S社長ご夫妻の想いを継承しながら邁進していきたいと思います。

櫻井(美樹):私はこれまで保育士をしていたのですが、この春からは会社の仕事に専念し、主人と一緒にがんばっていこうと思っています。分からないこともたくさんありますので、みなさんにいろいろと教えていただきたいです。
自動車業界だけにとらわれず、異業種とのM&Aも視野に入れたい
M&Aによってどのような効果がありましたか。また、期待することを教えてください。
弊社アドバイザー:I社様については、長年頭を悩ませていた後継者問題が解決し、意欲的で若い櫻井ご夫妻に、これまで築いてきた会社をしっかりと引き継ぐことができました。また、櫻井様についてはM&Aによって不動産などの資産や人材、お客様などを譲り受けることができたため、事業拡大のスピードを速めることができたと思います。
山田:経営者の高齢化などにより、廃業や事業閉鎖をする企業が多い中、事業を継続するためにM&Aを決断されたI社様に敬意を表したいと思います。また、櫻井様については今回のM&Aが事業発展のための第一歩になるかと思います。若い世代の方に、今後の自動車業界を牽引していただけるよう期待しています。
今回のように、問題を解決するための手法を総合的に提案し、スピード感をもって動けるのが税理士法人の強みだと思いますので、これからも全力で会社発展のためのお手伝いをさせていただきます。
今後の展望をお聞かせください。
櫻井:これからは社員も増え、事業内容も広がると思うので、自動車関連ではまだまだ成長、発展できると考えています。また、もともとは異業種参入のためのM&Aを考えていたので、今後は自動車業界だけにとらわれず、いろいろな業種に挑戦し、そこからまた発展していきたい。未来の子どもたちに、大人ががんばっている姿を見せられるように、そして地元への貢献にも繋がっていけるように、経営者として取り組んでいきたいと思っています。
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